疲労と活性酸素

疲労の原因は何?

仕事でも遊びでもやり過ぎるとドーッと疲れを感じますが、
どうして体が疲れるのでしょうか?

 

そりゃ、原因は何でもやり過ぎることが原因なんでしょうが、
でもなぜやり過ぎると疲労するのでしょうか?

 

疲労の原因は活性酸素だと考えられています。

 

人間が生きていくのには酸素が必要です。
生命を維持するだけでも大量の酸素が必要なのですが、
たくさん運動をしたり、たくさん食べたり、飲んだり、ストレスを抱えたり、
紫外線を浴びたり、タバコをすったりすることで
もっともっと大量の酸素が消費されます。

 

代謝の過程で酸素の一部が反応性の高い活性酸素になります。
普通ならこの活性酸素は体の中の抗酸化酵素がすみやかに掃除をしてくれるのですが、

 

例えば激しい運動などで酸素をたくさん吸い込みますね?
それだけ必要なわけだけだから、ゼイゼイハーハー呼吸をするわけですが、
大量に酸素を消費すればその分だけ大量の活性酸素が発生します。

 

大量の活性酸素は細胞にダメージを与え、細胞の機能を低下させてしまいます。
この結果、体が動かなくなってしまったり、疲労を感じるなど、
いわゆる疲労状態になるのですね。

 

息が上がる激しい運動はそれだけ活性酸素を発生しているのだと認識しましょう。

 

この激しい呼吸が今、自分の細胞を傷つけているなんて考えると、
運動するのもためらわれてしまいますね・・・・・。